真皮層には肌の弾力を維持するコラーゲンやエラスチン、そのすき間を埋めるヒアルロン酸などが存在しています。

年齢とともに肌の力が衰えてコラーゲンやエラスチンを作る力が低下します。

ヒアルロン酸も低下してハリや弾力が失われていき、シワやたるみなど年齢肌の悩みが増えてきます。

コラーゲンやヒアルロン酸を配合した化粧品がありますが、化粧品は肌表面の角質層にまでしか届かないので、化粧品でコラーゲンなどを補ってもシワやたるみの改善は難しいです。

コラーゲンなど年齢とともに減少する成分は、食べ物から補いましょう。

コラーゲンを多く含む食品は、フカヒレ・すっぽん・手羽先などですが、これらはあまり食べる機会がなく、コラーゲンを摂取しても分解されて肌のコラーゲンになるとは限りません。

コラーゲンはビタミンＣ・鉄分・タンパク質から合成されます。

ビタミンＣは柑橘類・イチゴ・パセリ・赤パプリカなどに、鉄分はレバー・うなぎ・ひじき・ほうれん草などに豊富に含まれています。

動物性食品には吸収がよいヘム鉄が含まれていますが、ひじきやほうれん草など植物性食品に含まれる鉄分は非ヘム鉄で吸収が悪いです。

ビタミンＣとタンパク質と摂取すると吸収がよくなります。

ビタミンＣ・鉄分・タンパク質の組み合わせは、コラーゲンの生成を促すだけでなく、吸収を高めるのです。

ヒアルロン酸は手羽先・魚の目・豚足などに豊富に含まれています。

野菜ではオクラや山芋などネバネバしたものに含まれています。

• tweet
•