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美しさと経営学

毛穴はこじ開けではなりません!

その昔、スキンケアにとても熱心だった頃に、毛穴パックなるものが流行りました。

顔を濡らしてからパックを貼り付けてしばらくすると、剥がしたパックに毛穴の汚れがポツポツとついてくるというタイプ。

また、スクラブ洗顔といって、毛穴の汚れをスクラブでゴリゴリと擦って洗い流そうというものにもハマりました。

確かに両方とも、「毛穴がきれいになったな」と感じさせてくれました。

毛穴のポツポツがパックに大量に張り付いていると、「汚い!」と思うよりも先に達成感に似たものを感じたものです。

そしてスクラブも洗顔中に手のひらに感じるスクラブのツブツブが毛穴の奥まで洗っているという満足感を与えてくれました。

でも、使ってしばらくすると気づくのです。

「これってヤバイかも!?」と。

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毛穴パックは、無理やり汚れを取り去った後にまるで穴が開いたかのように確かな凹みが出来てしまいます。

これは化粧水をつけたくらいでは治せないのです。

このことに気付いてから、使うのを止めました。

また、スクラブ洗顔もヒリヒリしたり、化粧水をつけるとピリッと刺激を感じたり。

汚れを取るというよりも、肌を削っている感覚に陥って止めました。

成果がわかりやすいということは、ケアの達成感を与えてくれますが、実際に正しいケア方法かと考えると、答えは「No!」であると確信したのです。

それからは、地道な泡洗顔に路線を切り替えました。

これだと小鼻に毛穴の黒ずみを発見してからきれいになるまで日数がかかりますが、トラブル知らずのソフトケア。

且つ、確実に毛穴をきれいにしてくれます。

毎日、地道に確実に。

これぞ、ケアの正統派だと学びました。

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