19Mar
一人娘の小学校の卒業式を2週間後に控えたある日のこと。
若い頃と比べてそれほど太ったという実感はなかったのですが、念のため、卒業式に着る予定のフォーマルスーツがちゃんと身体に合っているかどうか確かめようと、姿見の前で試着してみました。
二の腕やお腹などがちょっときついかな、と思いつつちゃんと背中のファスナーも上がったし、大丈夫だろうと鏡の前に立ってみたら…。
そこにうつっていたのはぴちぴちのフォーマルスーツに身を包んだもっさりした体型のおばさん。
多少は体型も変わっているだろうとは思っていましたが、正直ここまで酷いとは思わず吃驚してしまいました。
何とか二週間で身体を引きしめたいと考えた結果、体重は若い頃とそんなに変わっておらず体型だけがぶよぶよになっているということから体重を落とすことはあまり考えずに全身を引きしめる方向で行くことに決めました。
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その当時、ビリーズブートキャンプが一世を風靡していたため、引き締め方法は迷わずそれに決定。
ところがこれが地獄でした。
ほとんど運動経験がない上に、日々の運動といえば犬の散歩くらいしかしていなかったおばさんにとって、柔軟性と筋力を要求されるエクササイズは非常に過酷で最初の数日間は筋肉痛でまともに歩くこともできないほど。
それでも、スーツを綺麗に着こなして卒業式に出ることを目標に2週間頑張りました。
結果、体重は1キロ減、ウエストサイズや二の腕のサイズは、数値上はあまり変わらなかったのに、鏡で見ると明らかに筋肉がついて引き締まっていました。
腹筋運動で便秘が解消されたせいかお腹周りもすっきりし、スーツもちゃんと着こなすことができたのです。
やはり、ダイエットは漫然と行うのではなく、明確な目標があってこそ成功するものなのだと実感した経験でした。
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