29Apr
垢(あか)は、皮膚の表面で不要になった汚れ、古い表皮です。
きれいに取り除いて、常につるつるのお肌にしておきたいと誰しも思うでしょう。
この垢はしかし人間の皮膚を外部の悪い菌などから守ってくれる、人体に欠かせない必要なものでもあるのです。
皮膚が再生される周期は、女性の生理周期と同じで28日です。
28日かけて、新しい皮膚と入れ替わるのです。
ですから、お風呂に入った時、ボディタオルを目いっぱい泡立てて、ごしごし洗うというのは、実はあまり良いことではありません。
ましてや、それを毎日くり返すとなると、肌はつるつるどころか傷んでしまいます。
泡だらけのボディタオルは使用せず、少量の石鹸を泡立てて、マッサージをするように表面をやさしくなぞり洗いをします。
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それだけで充分です。
これが、肌が美しく保たれる一番の方法です。
決してごしごし力をこめてこするマネはしないでください。
肌を洗えば垢も取れますが、それ以外にも必要な油分も洗い流すことになります。
入浴後は失った油分を補うことが大切です。
従来からある保湿クリームでもよいのですが、最近はオイルが流行っています。
いろいろな種類のものが出回っているようですので、柑橘系の香りやハーブ系のもの、気に入ったアイテムが選べると思います。
とくにひじやひざ、すねやふくらはぎなど、乾燥しやすい箇所は入念に保湿をするのが良いでしょう。
お気に入りの香りに包まれて、時間をかけてお手入れをすれば、気持ちもリラックスし安眠効果も得られます。
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