ヘナは自然のもので頭皮や髪に優しく、安全に白髪を染められるイメージがありませんか。

しかし、中にはトラブルを起こすヘナ製品もあります。

国民生活センターによると２００２年から２００６年の間に２０３件のヘナによるクレームがありました。

ヘナには天然ヘナとケミカルヘナの２種類があります。

ケミカルヘナはヘナを一部しか使用しておらず、アレルギー反応を起こすジアミン系化学染料を使用していることがあります。

カラーリングでアレルギー反応を起こしたことがある方は、ケミカルヘナの使用は避けましょう。

ヘナにはローソンというオレンジ色の色素が含まれていて、この色素が髪を染めます。

ヘナ製品の中にはローソンが検出されないものもあります。

こういった製品は天然成分ではなくケミカルなもので染めている可能性があります。

ケミカルなものが皮膚炎やアレルギー反応を引き起こす危険があります。

微量でもヘアが配合されていてばヘナ配合と記載して販売できます。

購入するときはパッケージのデザインなどに惑わされないようにして、成分をよく確かめてください。

天然だからといって１００％安全ではありません。

ケミカルなものでも天然のものでも必ずパッチテストを行ってから使用します。

少量ヘナを水に溶いたら絆創膏に塗りつけて、その絆創膏をひじの内側にはりつけ、２４～４８時間後の変化を観察します。

異常がなければ使用しても大丈夫です。

赤みやヒリヒリなど異常を感じたらすぐに洗い流して、使用を中止してください。

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