20Jan
顔と違い、ボディとくに背中側に出来たニキビは自分で気がつかないことが多く、そのためケアを始めるのが遅くなりがちです。
背中にニキビが出来てしまう原因はいくつか考えられます。
意外に多いのが、ボディシャンプーやシャンプーの洗い残しが原因のニキビ。
シャンプーなどに含まれる化学成分から、肌が刺激に対して敏感になり、炎症を起こしてしまいます。
他に挙げられるのが、不規則な生活習慣や睡眠不足。
皮膚の新陳代謝のサイクルが崩れてしまい、本来であれば自然に剥離する皮膚の老廃物や余分な皮脂分が、そのまま皮膚表面に残ってしまい、毛穴詰まりを起こしニキビが出来てしまいます。
また背中は前腕や顔などと違い、常に衣服で覆われているため、皮膚が呼吸しづらくなることがあります。
とくに化繊で出来た衣服を一日中着ていると、お肌にかかる負担は大きくなりすぎてしまいます。
短期的なスパンで見るととくに問題はないものの、これを毎日続けていると、やがては皮膚が過敏になり、ニキビや吹き出物、かぶれなどとして表れてしまいます。
背中のニキビは自分では直接見ることが出来ないため、どのような状況になっているのか把握するには、入浴の際に必ず鏡でチェックしてみる、などの工夫が必要です。
背中は面積が広いだけに、いったん広がってしまうと直り辛く部分です。
気になるのでつい指で触ってしまう方も多いようですが、手指にはさまざまな雑菌が付着しています。
手指でニキビに触ったり、つぶしたりすると余計に直りにくくなります。
背中のニキビ対策としては、まずはシャンプーの洗い残しをきちんと洗い流すこと、清潔なタオルで水分を拭き取ること、そしてニキビ用のクリームを丁寧に塗り、そして乾燥しないように保湿クリームやヴァセリンなどを利用すること、などが挙げられます。